2016年02月03日AFP通信のニュース(http://www.afpbb.com/articles/-/3075563)によると
「プランクトンからホモ・サピエンスまで、すべての動植物は、24時間周期の体内時計を持っていることがこれまでの研究ではわかっている。だが、このいわゆるサーカディアンリズムのなかでも、ヒトを含むいくつか生物では、昼または夜に対する自然な選好が個体ごとに存在する可能性がある。
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英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に掲載された同研究論文によると、健康で朝の方が調子が良いと回答した人には、特定の遺伝子変異十数個以上との明確な関連が示された。」
と報じています。 

このニュースでは、早起き型の人では、不眠症など睡眠にまつわる問題に悩むケースが少なく、また、夜行型の人と比べて、うつになりにくい傾向にあった、としています。さらに、早起き型はBMI(肥満指数)も低く、一般的な指標における健康度が高い、とみられている、ともしています。

総合して、いわゆる体質的なものの最もベースとなる部分は遺伝子の働きに起因するので、結果的に朝型人間か夜型人間かということについても、遺伝子が決定している、と言えるのは、そう驚くことではない気がしますが。。
しかし、体質のようになってしまうものの中には、必ずしも遺伝的要因からではなく、生活習慣などの後天的な要素で導かれることも多々ありますので、一概に朝型夜型が遺伝子によって決められている、と考えるのはあまりにもお粗末でしょう。
この先さらに研究されて、もっと根源的な、たとえば光と体内時計の同期のとり方などに個人差があって、その遺伝子の辿って来たルートなどが解れば、より神秘的でおもしろくなる話のように思います。
 
文:Ms.キュリアス

参考資料No:[EN_ELT_1]