これまで観測された星のなかで最も古いとされる星は、オーストラリア国立大学の天文学者らによって発見され、「SMSS J031300.36―670829.3」と名付けられた星です。
この星は約136億年前に誕生したとみられ、それまで観測史上最古とされていた132億年前の恒星からさらに4億年もさかのぼった時代、宇宙誕生(ビッグバン)の後、間もなく誕生した、と考えられているのです。しかも、この星は、私たちの住む地球と同じ銀河系に存在し、約6000光年ほど離れた、宇宙のなかでも『ご近所』の位置にあることがわかっています。

136億年前に誕生した、ということは、宇宙のほとんどの歴史をみてきた、たいへん長生きな星だということになります。しかも、宇宙の初期に誕生した星の大半はすでに大爆発を起こして死んでいったと考えられていますから、大変珍しく貴重な存在だとも言えます。こんな星が、比較的若いと考えられている銀河系にあったのですね。

参考:
CNN 「136億年前に誕生した「最古の星」、銀河系に 豪チーム」(2014.02.13)