多くの経験から、その土地、国ごとに、食は文化のひとつとして築かれていきました。
さらに医療の発展に伴い、食が健康と密接に繋がっていることから、各国では食の研究が奨められています。
しかし、基本的には、人類に必要な栄養素はある程度決まっています。


1)エネルギーとなる3大栄養素

私たちは、何を、どのように、そして、どれくらい食べれば、健康な毎日を送れるのでしょうか?
まずは、体を維持する、あるいは成長する、活動するために、エネルギーとなる栄養素を摂取する必要があります。 エネルギー、すなわちカロリーを持つ栄養素としては、3つの栄養素があります。 中でも、エネルギーとしてすぐに使われるのは、炭水化物から得られる糖です。次いで、脂質もエネルギー源ですが、蓄積型のエネルギー栄養です。 蛋白質は、エネルギーになりますが、体をつくる材料でもあります。 
・たんぱく質
体をつくるための材料、またエネルギーにもなります。1gで6Kcal。

・脂質
主に蓄積型のエネルギーになりますが、体や細胞の保水機能とも大きな関わりがあるため、エネルギーとして以外にも重要な役割があります。1gで9Kcal。

・炭水化物
動くための直接のエネルギーとなります。1gで3Kcal。

エネルギーとなるこれらの栄養素の摂取量は、活動量によって変わってきます。 さらに、摂取エネルギーのうち、60%を炭水化物、15~20%をタンパク質、20~25%を脂質からとるのが適切とされています。

2)エネルギーにはならない2大栄養素

エネルギーとはならない栄養素でも、体の調節に不可欠な栄養素があります。 ビタミンや、ミネラルです。 
・ビタミン
体の働きを調節したり、促進させたりする働きがあります。

・ミネラル
要所要所で要となる働きをします。少しずつ摂取することが大切で、過剰に摂取すると危険なものもあります。

エネルギー源として食物を摂取する一方で、かならずしもカロリーの高いものでなくとも、このようなビタミンやミネラルの補給を目的に摂らなければならない食物もあります。 
これら、5つの栄養素を総称して、5代栄養素と呼びます。