こうして、天候に左右されず、常に多くの食物を手にしたはずの現代で、しかし、飢えに苦しむ国はいまも現実に存在します。

FAO(国際連合食糧農業機関)による世界栄養不足人口、すなわちハンガーマップを見ると、栄養不足に陥っている国民の割合が35%にもわたる国があります。その国のほとんどがアフリカに集中しています。
飢餓に苦しむアフリカの国のすべての事情が同じではありませんが、多くが安定しない政治情勢によって繰り返される内戦によって生活の場を奪われていることや、干ばつによる降水量の不足によって農作物の収穫ができないことによるものが主な要因となっています。

このような国では、生活全体の質が低下し、医療が行き渡らず、伝染病なども蔓延し易くなります。
アフリカの乳幼児死亡率は非常に高く、5歳の誕生日を迎えるまでに亡くなる子供が1000人のうち100人以上にものぼる国もあります。

このような事態を改善すべく、多くの国が医療や食糧を支援をしますが、根本的な解決には結びついていません。


参考資料

FAO MAP 世界栄養不足人口 ハンガーマップ 2013
(http://www.jaicaf.or.jp/fileadmin/user_upload/publications/FY2013/FAO_13Wn_Map.pdf)

新生児・乳児死亡率、国別順位 - WHO世界保健統計2013年版
World Health Statistics 2013, WHO
(http://memorva.jp/ranking/unfpa/who_2013_neonatal_infant_mortality_rate.php)