人口増加や土地の開発だけでなく、人間の生活の質の変化自体も自然に影響をもたらすようになりました。特に大きいとされるのは、人間の生活で排出される大量の二酸化炭素です。

生物の多くは生きている間、酸素呼吸の過程で二酸化炭素を吐き出します。
産業革命によって、化石燃料が登場するまでは、生物による二酸化炭素の排出は、森林の光合成能力を超えることはありませんでした。むしろ、火山活動による二酸化炭素の排出のほうがはるかに大量の排出でした。

しかし、化石燃料の登場で交通や物流は格段に発達し、また石油を原料にした化学物質開発は生活を便利にしていきました。その過程で、人間の活動は呼吸以外の多くの二酸化炭素を排出するようになったのです。

二酸化炭素は、大気中に入ると、温室効果をもち、中の温度を保持してしまう性質をもちます。

これにより、二酸化炭素を多く含有した大気で地球全体がラップされた格好になり、こもった熱は、海水温は上昇させ、南極や北極の氷を溶かし、上昇した海面は、海抜の低い土地を沈め始めています。
海面上昇によって、陸地が減ると、大気中の二酸化炭素はミネラルと出遭う場が減り、いよいよ増加は加速していくと予測されています。


資料
気象庁 2.1.2 世界の二酸化炭素濃度
(http://www.data.kishou.go.jp/obs-env/cdrom/report/html/2_1_2.html)

参考資料

放送大学 
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地球規模の炭素循環


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世界における化石燃料からの二酸化炭素排出